2009年 12月 12日
12月12日 世の乱れ
天皇の政治利用。今までなら考えられないことだ。
もっとも歴史上は世が乱れた時の常套手段ではある。
以前にも書いた(今年の5月)が
曽国藩(中国清代末期の軍人、政治家)は、世の中が乱れる前兆として、必ず次の三つのことが起こると警告している。
第一に、何ごとにおいても、白黒が分からなくなる。
第二に、善良な人々がますます遠慮がちになり、愚かな者たちがいよいよでたらめを行う。
第三に、問題が深刻になると、あれももっと、これも無理からぬと、何でも容認してしまい、どっちつかず痛からず、かゆからず、というような、わけのわからない理解に苦しむようなことをしてしまう。
曽国藩の指摘通り、規範が無くなり、原理原則が何処にもなくなると 危機感・閉塞感・失望感がますます高まり、いよいよ不穏な空気が漂うこととなる。
鳩山不況の本格化か。。。
by fumitakashien2005
| 2009-12-12 00:35
| 日記