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9月14日 予算特別委員会

 予定通り、予特で質問に立ちました。 

 今回の補正予算では 街灯に関して街灯電気料に1000万、設置に700万の予算が新たにつけられました。
 現在、街灯に関しては設置・管理・電球の交換・電気代など全てを市当局が行っています。
 射水市全体で 392の町内会自治会があり、各町内会自治会ごとに年間1本、3年間に渡って新設を受け付けることし、本年度は既に100本の街灯新設の申請がありました。
 今、射水市には1万3千本あまりという物凄い数の街灯があり、それを10人の職員で運営管理しています。
 街灯は その寿命が蛍光灯で1年半、水銀灯で2年半ということですから、単純計算で13000÷(365×2)=17.8 ということで毎日18個の街灯の電球が切れていることになります。
 当局の説明でも、毎日平均8~10の電球の付け替えを行っているとのことでした。
 
 また、これまで旧市町村では 設置運営など全てを当局で行っていた所、設置を当局でやり管理運営は自治会でやっていた所、電気代だけ当局が負担していた所など様々です。全国的にも街灯を行政が全額負担している所は少ないのが現状です。何故なら 全てを行政でやるという事は もはや時代にあわないからです。

 今年の3月議会の一般質問でも述べましたが、行政と市民との協働が謳われ 行政にしかできないこと、行政と市民が協働して取り組むこと、民間や自治会で行うこと の住み分けを行わなければなりません。世の中はもはや なんでも行政がやっていた「あれもこれも」の時代から「あれかこれか」の選択の時代にパラダイムシフトしています。
  
 これから当市としては 厳しい財政事情で尚且つ、行財政改革が急務の中、既に建設が決まっているものだけでも 新湊南部中学校、南郷パークゴルフ場クラブハウス、浅井公民館、新湊消防署などがあり、今後も 公共施設耐震補強、小中学校の建替え、公民館建設、太閤山地区下水道管やり変え(管更正事業)など やらなければならないであろう公共事業が目白押しです。
 にもかかわらず、未だに合併協議会によって取り決めた軽い負担と高いサービスにとりあえず合わせるという政策や 新市建設計画に盛り込まれたお手盛り事業を実行していくことが果たしていいことなのでしょうか。

 夕張メロンで有名な夕張市、財政再建団体となり財政破綻したあの夕張への道を 当市は突き進んでいるのではないか。大変な危険を感じずにはおれません。
 だからこそ、合併協議で決まった調整項目といえども、3年という期限を待つことなく聖域なき行財政改革を進めていかなければならないのではないでしょうか。
 今まで何度も述べてきた事務事業の見直しについては いうまでもありません。

 この件については 「早期見直しの必要あり」と助役からの答弁も頂きましたので、すべからく実行されるものと考えています。

 尚、新湊消防署については 後述します。
by fumitakashien2005 | 2006-09-14 20:06 | 日記