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9月8日~22日 9月定例会

 今回の予特での私の質問は 今回報告された財政健全化法に基づく4指標の数値について。
 これについては 3月定例会の予特ですでに前もって質問・提案しているのでそのことに関連しての質問であった。
 4指標につていは範囲内に収まっていることについては以前にも述べたとおりであるが しかし連結実質赤字比率ではなく連結実質収支比率については 全国で1222位と全国1827市町村区中半分以下の地位にあり 県内でも入善町に次いで下から2番目という位置にある。
 これをどう評価するか。
 また 実質公債費は16.6であるがこれが18%を超えると許可団体となり 地方分権が進む中 自律した自治体とは決して言えなくなってしまう。
 それらを考え合わせても 単に4指標の結果をそのまま報告するのではなく、3月の予特でも提案したように目指すべき指標を独自に設定し 射水市の独自性、他自治体からの優位性を担保していかなければ 自律する地方自治体としての本市の未来はない。

またしてもミライクル館で火災があったが、損害額約3億7千万円。原因究明が待たれるが、責任の所在や保障がどのようになるか 私は担当当委員会(市民環境常任委員会)の副委員長でもあり今後の施設運営についても補助金や建設規模なども含め注視、対応していく必要がある。
 今回の議会の最大の案件は やはり議員定数削減である。
私が主張している24人というものと、26人という2つの案が上程され、議会最終日に24人は否決、26人は可決という結果になった。24人とする議案に対して私は賛成討論を行った。
以下 原文そのまま。

 現在、射水市の議員定数はあくまで合併特例により35人、これに対し次回選挙の法定議員数は30人ですが、行財政改革の観点や富山市が人口1万人に一人、高岡市が5800人に一人という議員定数と比較すると、富山県第3の都市である射水市は人口5000人に1人の議員数が適正と考えます。これは全国の人口5万~10万人、面積50~200平方キロメートルの類似団体で 合併を経験していない市*) つまり本来の基本的な市としての平均議員数が19.4人であり、合併で成立した市**)の平均議員数が21.7人であることからも明らかです。従って 現在、射水市9万5千人の人口を将来的に増加させるべく積極的に政策を展開していくことも考え合わせると、求められる本市の議員定数は20人であります。

 この人口5000人に一人という議員定数はこのたび自治会連合会が6月4日に提出された要望書においても強く求められている所であり、その自治会などが中心となって今まさに 「自分たちのまちは自分たちで創る」という市民協働が進む我が射水市では、これまでの地域代表としての議員の役割は極めて小さいものとなっていくと考えます。我々議員はこれまで以上に市民の代表として市全体の発展のための よりレベルの高い政策立案能力が求められることになります。

 にもかかわらず、現状は合併特例によって本来必要な数以上に多くいる議員があくまで地域代表にこだわり 地域の利益を優先するあまりに それがかえって合併の最重要課題である 一体感の醸成の妨げになっているのではないでしょうか。これからの議員の役割、求められる資質を考えれば考えるほど 現在、市民に対して痛みを伴う行財政改革が断行されている中で、政策ベースで物事を判断せず、議員だけが自ら生き残ることに重きを置く選択は 決して許されません。

 そのような観点から本来なら20人という議員定数を強く主張するところでありますが、今回、あくまで段階的処置として議員定数を人口4000人当たりに1人とし、法定数30人から2割減の24人とすることに賛成するものであります
*)**)・・・いずれも北信越地区


 この結果に関しては決定した以上、議会人として粛々と受け入れるが なぜ26人なのか?という理由を(私には未だにその理由が分からないが)しっかりと市民の皆さんに 特にこの議案に賛意を示された議員のみなさんには説明していく責任があるはずだ。
 私も24人を主張してきた者として 今回の決定に関して 今後しっかりと市民の皆さんに説明していくつもりである。
by fumitakashien2005 | 2008-09-24 17:24 | 日記