ポジティブチェンジを活動スローガンとするd0062371_1733594.jpg
日本JC富山ブロック協議会2004年度会長中村文隆君は平成16年11月、就任早々の
石井知事を今最もポジティブな人としてお迎えし、今後の富山県について話し合った。
環日本海構想や観光振興など、今後の富山県が取り組むべき話題などにも話が及び、
対談は充実したものとなった。

富山県知事 
石井隆一
(いしい たかかず)
1945年富山市生まれ。
1969年自治省(現・総務省)入省
1991年静岡県総務部長
その後、地方分権推進委員会事務
局次長(1995年)、消防庁長官(2002
年)、早稲田大学客員教授(2003年)
と要職を歴任。
2004年、富山県知事選挙に当選。
好きな言葉「一隅を照らす」

中村 本日はお忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。
石井知事は私にとって中学・高校の先輩である訳ですが、今日は新知事として富山の未来について語っていただき、今後の青年会議所・若者たちの行動へのヒントにさせて頂ければと思っております。
石井  中村さんは本年度*)の富山県の会長なんですね。      *)2004年
中村 はい、富山ブロック協議会は県下10の青年会議所で構成されています。特に、昨年まで18回、青少年育成事業として「少年の翼」を開催してきました。県内100名ほどの中学生が姉妹都市・オレゴン州のポートランドへ一週間ホームステイや研修を通して現地の人と交流するという事業です。元々は富山県の置県100年を記念して中国・遼寧省へ派遣したのが始まりでした。この事業はJCとしては珍しく県から1千万近い補助を戴いてやっていた事業ですが、もっと今の時代に即した事業がないのか、また富山県が進めている環日本海交流も考えなければいけないのでは、という事で今年は少年の翼事業を休止し、違う形での事業の検討に入っています。今の中学生は普段でも海外に行く機会があり、また、財政改革が叫ばれている中、県民としてJCとして補助金を当てにした事業であってはならないなど、再考の必要な点が多々あります。
石井 JCが中学生の国際交流事業を環日本海時代への対応や行財政改革の角度から見直していくことは大事な姿勢です。環日本海地域・アジアなどは今後も大いに発展が見込まれる地域ですから、こうしたところと幅広く国境を越えて人と人との交流を広めることが重要だと思います。特に若い人達の交流は非常に大切ですね。
中村 その環日本海構想ですが、知事はどういった方向を目指されているのでしょうか。
石井 日本の将来を考えると、これからは環日本海、アジアとの交流が文化面・経済面でも重要になってくると見込まれます。富山県としては、そのパイオニア・ゲートウェイ的な役割を担っていかなければいけません。富山県の日本の中におけるポジションを高め、より重要なものにしていくためには、そういうアクティブな姿勢が大事です。北陸新幹線により首都圏との結び付きが強まり、東海北陸自動車道により岐阜・愛知県との関係も深まります。また安房峠を越えて長野とのアクセスもでき、富山県の地理的優位性、ポテンシャルが今後ますます高まるのでは、と思っています。
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中村 「環日本海のゲートウエイ」ですね。その北陸新幹線に関してですが、将来の富山県の経済を考えたときに新幹線が通ることが果たしてどうなのかということです。長野のように新幹線は通ったけれども主要なものを東京に吸い取られてしまった、という例もありますし、逆を言えば富山県がそうならないようにこの10年程で体制を整えていく必要があると考えます。また県が唱える環日本海構想というのは、富山だけではなく、隣の石川や新潟、福井などと連携してこそ効果が高まるのではないかと思います。
石井 そうですね、北陸新幹線が開業し、便利になったね、というだけではいけないと思います。ただ新幹線の早期開業を目指すのみでなく、これとあわせて各市町村と連携しながら富山の魅力づくりを積極的に進めていく必要があります。これは特に新幹線が開業するまでに是非実現しなければなりません。幸い富山市の森市長さんや高岡市の橘市長さんがそれぞれ魅力ある都市づくりに取り組んでおられますし、中村さんの地元、射水地域も合併、広域都市づくりを目指して努力されておられます。こうした市町村の取り組みにも大いに期待しています。
中村 その魅力ある富山県ですが、例えば観光の問題にしても富山は富山、高岡は高岡、氷見は氷見という風にうまく絡み合っていないために、泊まりは金沢で、富山では観光地をさっと観ていかれるだけです。それを誰がどうコーディネートしていけばよいのか。その役割は民なのか官なのかということですが。
d0062371_1753314.jpg石井 富山の観光振興は、本来的には民間に担っていただくべきものですが、当面県も一緒になって知恵を出し、民間と行政が連携してやっていかないとうまくいかないと思います。また石川県や福井県との関係では、連携することもあり、競い合うことも必要になってきます。北陸全体で魅力を高めていくことが重要です。泊まりは金沢というケースもあってよいが、昼間は金沢や能登で観光するが、泊まりは富山や立山山麓でというケースも大いに創り出していく必要があります。そのため県内の狭い意味での観光業の方々が努力することはもとより、幅広い民間の皆さんが、さらには行政も知恵を出し、コーディネート役をやることも状況によっては必要となってくると思います。富山県人は「謙譲の美徳」を備えた人が多いが、それがPRべたにつながっている面もある。時には富山の良さをもっとアピールして、富山にはこんな素晴らしい自然・景観がある、産品がある、こんな美味しいものがあると多くの人にわかってもらうことが必要です。そのためには県民の皆さんにもっとアピールする努力やもてなしのマインドを持っていただくことが望ましい。また、ものづくりの優れた伝統、最先端の技術を生かした産業が存在していることについても、もっとアピールしてよいのではないか。また新幹線の新駅周辺の再開発、中心商店街の活性化にも力を入れるなど、県内の諸都市の新しい魅力づくりを積極的に進める必要があります。
d0062371_1762196.jpg中村 石川・福井などとの広域連携ですが、東北では道州制を睨んだ形で官の交流が進んでいますが、そういった意味で他県との官の交流を知事はどう考えていらっしゃいますか。
石井 もちろん、北陸三県相互の広域連携、交流はやるべきだし、一緒に将来のビジョンを語りあったり、協力し合うことは必要です。それに加えこれからは東海北陸自動車の開通、さらに中部国際空港の開業ということもあり、愛知や岐阜との連携も大切だと思います。北陸新幹線により首都圏や新潟・長野との交流も一層深まり、安房峠を越えての松本・山梨との連携などもあります。北陸三県に限らず、「日本の真ん中」に位置するとも言い得る富山県の地理的優位性を生かし、いろんな地方・圏域と交流をした方がいいですね。また、富山を訪ねてきた人に対しては、先ほど申し上げたように「富山の良さをアピールする意欲を持っていただきたい」と思います。
中村 ところで、知事は自治省(現総務省)時代、清水と静岡の合併に関われたとの事ですが、その時の青年会議所の印象はどうでしたでしょうか。
石井 私が静岡県の総務部長をしていた頃、特に清水JCの皆さんとよくお話をさせていただきました。JCの皆さんは静岡と清水の合併問題に関して熱心に議論されていました。私が静岡県で未来塾を主宰していたこともあり、また、かつて勤務した北九州市の経験を踏まえ、5市合併による成果などについてもJCをはじめ静清地区の皆さんにお話することが何度かありました。住民による直接請求を行うなど、清水JCの努力もあり、清水市や静岡市の市長や市議会、経済界の皆さんも小異を捨て一緒になって合併についての市民の皆さんの意見をまとめて行かれました。その後、静岡市と清水市の合併に向けての第1回目の法定協議会に、当時自治省の財政担当審議官であった私はお招きいただいて記念講演をする機会をいただきました。その講演録を冊子にして市民の皆さんにも随分多く配布したという話も後日お聞きしました。何か静岡や清水の行政当局はもとより、JCや経済界の方々とのご縁を感じた次第です。
中村 JCはまちづくりを通して、「自分たちのまちは自分たちでつくる」ということを実践している団体ですから、市町村合併にも力を尽くしています。将来の道州制という話も、積極的な変化を創り出す青年の団体として率先して行動していくつもりです。
 最後になりましたが、最近言われる若者の政治離れ、年金未納、未就労問題。丁度その世代が青年会議所のメンバーの世代に重なる訳ですが、知事から青年会議所に対して一言頂ければと思います。d0062371_1765245.jpg
石井 青年会議所の世代は一般的にしがらみがない世代であり、そして時代の変化に敏感で、改革のマインドが活発だと思います。そういう青年のよさを大いに発揮していただきたい。大きな時代の変化に対応していくには、変化に応じ勇気を持って新しいチャレンジをしていくことが必要ですね。その意味でも私は青年会議所の皆さんに大いに期待していますし時代もそれを求めているように思います。中村さんをはじめJCの皆さん、「元気とやま」の創造に向けて、行政との協働の精神でともにがんばっていただきたいと思います。
中村 今まで同様これからも県との協働はもちろん、市町村行政やNPO等の各種団体、地域住民のみなさんと協働でいろんなことに取り組んで「元気とやま」を築いて行きたい、富山県を盛り上げて行きたいと思います。本日はどうもありがとうございました。 H16.11月 取材協力 富山県

(社)日本青年会議所富山ブロック協議会 2004年度広報誌OASISより抜粋  
# by fumitakashien2005 | 2005-07-30 08:30 | プロフィール

保守的風土・富山に挑戦する気概を! 今、富山の政治と経済は、どうなっているのだろうか。
どう変化しようとし、又青年に何を求めているのだろうか。 
平成16年10月、富山ブロック協議会2004年度会長・中村文隆君、青年会議所JC現役メンバーでもある富山県議会議員・神田正邦氏、夏野元志氏、山本徹氏、そして㈱インテック取締役社長・中尾哲雄氏に集まっていただき、富山の現状そして未来への思いを熱く語っていただいた。

*参加者*
㈱インテック取締役社長 中尾哲雄
富山ブロック協議会 2004年度会長 中村文隆
富山県議会議員 神田真邦・山本 徹・夏野元志

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保守の風土、富山
中尾 富山は自然にも恵まれていますし、教育のレベルも高い。また、日本海側では経済活動も一番活発です。薬などの伝統的な産業に加え、アルミ関連、機械工業、化学等も元気がよく、バイオ、IT関連の企業も育ちつつあります。対岸との交流も盛んで、とてもバランスがとれた地域だと思っています。
もうひとつ、地方、富山の豊かさは「時間」だと思いますね。東京では通勤をはじめ移動に時間を要します。富山に住む人は東京に比べて一日一時間多く、25時間生きているのではないかと思うのです。ゆったりとした時間の豊かさ、それが人々の心の豊かさにつながっていますね。しかし、この時間をどのように使うか、自己啓発に、あるいはボランティア活動に。学ぶという点でこんないい環境はありませんね。富山は住み易さ日本一、なんでも日本一をいい過ぎるのではないでしょうか。住み易さを他県と比べて順序をつけるのはナンセンスだと思っています。われわれの富山の住み易さをどのようにレベルを上げていくかを考えるべきで、比較すべきものではありません。みんなが富山を No.1と思っていると県民はみんなこれで満足してると思ってしまう。保守的になってしまうと思うんです。現にそうなっている面があります。経済も比較的安定している、住環境もいいとなると、新しいものに挑戦していく風潮がなくなっていく。ベンチャービジネスに対する挑戦の風潮が他地域と比べてないのではないかと心配しているんですよ。安定していると保守的になる、新しいものへ挑戦しない。安定や豊かさの中には危機が孕んでいると時折不安になりますね。みなさんの自民党も保守党なんていってたらだめだな。自民党だって革新的じゃないですか。何を改革すべきか、しちゃいけないか、ちょっとごっちゃになっていて心配な面もありますが、とにかく自身を保守党なんて呼ぶのはやめたらいいね。
 話はそれましたが、とにかく「保守的な風潮」は危険だね。このような状況の中で新幹線が来ても、富山の経済力は東京へ吸いとられてしまう。ストロー現象ですよ。新幹線のもたらす「プラス」よりも「マイナス」が大きくなって格差拡大になっては元も子もない。いまからこの保守性を打破していく姿勢が必要でしょう。われわれももっとがんばりますから、若いJC、若い議員のみなさんに期待したいですね。
神田 政治にも保守的な部分があり、それはやはり反省しなければならないと思います。 政治の世界に入る前は、まちづくりに対し理想論を話していましたが、政治の世界に入ると現実をしっかりと見据えながら提言を聞かなければならなくなりました。今青年会議所の皆に話しているのは現実と整合性を持てるような取り組みをするよう求めています。それは私が今まで理想の形の中で活動してきた反省点として言わせていただいています。それがまちづくりにもつながっている、と思います。理想を現実に変えるには、政治に参画していかなければならないので、政治を動かすほど、ではないが認知されるほどの活動が必要だと考えています。
欠けているのは勇気
中村会長の、小杉町の合併問題を含め直接若者の手でまちをつくりあげていった経緯について
中村 確かに私達青年は理想をどうしても追求してしまおうとし、現実と乖離してしまうことがあります。ただ、声を上げなければ何も変わらない、と思います。声を上げて前に突き進すむ、またその変わるきっかけを創り出すのも我々青年にしかできない役割ではないか、と思っています。
 行動して初めてわかることは実際に行動することによって乖離している部分をどう埋めて、自分たちの理想に近いものに如何に近づけていくか、という努力が必要になってくるということです。最近のJCには英知も情熱もあるが、今ひとつ欠けているのはそういった時のあらゆるリスクを恐れない勇気ではないか、と思います。私はよく言うのですが「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない」ということです。 今回の合併に関しても、必ず誰かがやらなければなりません。まちづくりに必要なものとして、よそ者、若者、ばか者の3つが言われますが、若者の集まりである青年会議所が 恐れることなく自ら動かないと始まらないという思いがあります。
青年と政治
どうしたら若者が政治に関心を持っようになるでしょうか
中尾 若者の政治離れ。昔もそうだったんでは。いつの時代も一緒ですが、とくに今はひどいのかな。学校、家庭、社会で、みんな全体より「個」が大事だという教育をやってきたことも原因だと思います。働く気のないフリーターとやらが500万人もいる、政治に関心をもつはずがありません。自分たちの国、地域をどうするかということに大人ももっと真剣になってほしい。仕方がないとあきらめている訳にはいかない。まずJCがもっと「政治」を活動のテーマに取り上げてはどうでしょうか。JCからこんな立派な議員が何人も出ていること、これはすばらしいですね。
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中村 青年会議所は以前と違い、教育基本法改正・公職選挙法改正・地位協定見直しなどの政府への提言や公開討論会の実施・マニフェスト普及運動など、政治に積極的に関わるように変わって来ています。20代から40代までは一番政治に関心のない世代といわれています。丁度その世代に当てはまる私達青年会議所が、選挙や政治に対する同世代の若者の関心を高め、自ら積極的に変化を創りだしていく必要があります。
山本君は高岡市長選でフォーラムを実施し、地域住民に政治への関心を高めてもらっています。政治の世界に若者を取り入れたことについて一言
山本 市長選の公開討論会について、候補者の不安や不満をクリアにしなければなりませんでした。これまでは個人演説会という形で候補者が話すことを有権者はただ聞いているというスタイルでしたが、これからはそうではなく「この問題だったらどう考える」といった生の声を候補者から聞くことで、政策の違いもはっきりするし、受け答えや身のこなしなどでも人柄がわかると思います。そういう意味でこのスタイルが定着すべきです。
情報の共有に向け
夏野 今自分たちが思うことは活動を通じて政治というものに関心を持っていただきたい、ということです。その一方で県民の皆さんがどんな風に政治に関心を持って頂けるか、ということになりますと、最近思うのはやはり県では情報の公開というものをいかにして住民と共有をしていくか、ということです。それによって、県でこういう施策をや条例をやっていますということがどういう背景でこうなっているのかを県民の皆さんに把握して頂けると思います。また行政として出来ない部分というのはこれからも間違いなく出てくると思われますが、「では自分たちで何かできることがあるのではないか」という考え方に、県民の皆さんが変えて頂けないかと思います。つまり情報を共有していくことがこれからの大きな課題だと思っています。
中尾 まったくそのとおりですね。「何かをしてくれる」のもとで若い人は育ってしまった。自分が国や地域のために何ができるかを問う姿勢、そこに政治への関心が生まれてくる。私は富山県のHP(ホームページ)をよく見ますが、なかなかよくできていますね。しかし、情報の共有というのはちょっと違うのではと思います。知らせる、告知する、これも結果として情報の共有になりますが、共有の意味するところは双方がその情報を利用し、生かしていくということです。県のHPに、ときには各々の情報についての県民の意見が出ているというのもいいですね。議員の方々も支持者にいろいろな形で情報を提供していますが、「選挙をよろしく」ばかりでなく、日頃からの報告会、勉強会をもっと少人数でもやってほしいな。政治は汚いものというイメージを払拭して楽しいものに変えるのは若い議員さんの役目でもありますね。
中村 情報公開に関しては各自治体で色々公開はしているんですが、知りたい人がインターネットで検索するというレベルのものがほとんどで、青年会議所や他の団体が住民にわかりやすく伝えることをしていかなければならないと思います。つまり情報公開ではなく情報提供ですね。そういう窓口になるのも青年会議所の役割なのではないかと思います。
富山の経済と環日本海構想
中尾 物価も賃金も資産価格も凍りつくデフレ、歳出の半分ぐらいしか税収でまかなえない財政、そんな中でわが国の景気が回復しはじめたのは中国、韓国、台湾など地域を越えてひとつの共通経済基盤ができてきて、そこへの投資、経済交流がいい結果をもたらしはじめたと見るべきでしょう。 富山県でも環日本海構想がはやくから提唱されていますが、そのためにまず近隣諸県ともっと仲良くして、対岸諸国を含めた日本海経済圏を形成していく必要がありますね。環日本海構想を東京の調査機関に丸投げしていてはだめ。行政も企業も地域の調査機関、大学みんな力を合わせていく必要があります。人々の交流を盛んにし、富山でも多くの若い人に中国語や韓国語を学んでほしいと思います。いまは日本語を教えることに力が入っていますが…。国際化よりまず県際化・市際化を私は早くから〝県際化〞ということをいってきました。人々が増えない地方は人々の交流によって活性化をはかっていく必要があります。人々が交流すれば企業と企業が業際化をすすめていく、各々のもっている技術を組み合せて新しいものを創り出す業際化。そして、道州制にならなくても実質的(ヴァーチャル)な道州制をつくっていけばいい。行政としての県の組織はそのままでも、何県かが合併したかのように、できるところを一緒にやっていく、それによる合理化をはかるvirtual道州制ですよ。これは県と市町村、市町村同士でも成り立つはず。発想の転換が必要になりますが。議員さんたちが反対して合併ができないのであれば、提携して実質的な合併効果を少しでも求めていくことは可能だと思います。国際化と同時に、県際化、市際化、町際化、そして業際化を進めていこうではありませんか。
近隣諸県と対岸諸国をひとつの経済プレート(基盤)にのせて、これまで東京の経済にいつも強く影響を受けてきた北陸経済を新しく展開していかなければ富山の経済に明日はないと思います。JCに期待するところ大であり、一緒にやっていきましょう。
中村 環日本海交流に関しては富山ブロックとしても、県と協力して一緒に進めていかなければならないと思いますし、昨年まで18回続いていました「少年の翼」に関しましても、オレゴンはやめまして、環日本海ということでそちらの方面の事業に変えるべきなのではないか、と考えています。今回の市町村合併により、権限委譲に伴ってこれからは地方分権が益々進みますので、『自分たちのまちは自分たちで創る』という基本的な姿勢が大切になってきます。そうなると住民も必然的に政治に無関心ではいられないという状況になってくるのではないかと思います。また、都道府県の役割もスリム化されますから、次は道州制へと進むことになってきます。その中で県を越えた枠組みのネットワークを構築していくことは、あくまで官主導ではなく、民主導でなければ遅々として進まないでしょう。今のパラダイムシフトのスピードに素早く対応できるのは、やはり民だからこそだと思いますし、実際 経済界の交流はとっくに市際化、県際化、国際化しています。その民の力をうまく活用して、縄張り意識の強い行政枠を打ち破っていくことがこれからの課題だと思います。さらに、地域住民とNPO、行政などの橋渡しをすると共に、自らも積極的な変化を創り出していくことが我々青年会議所のこれからの役目でしょう。頑張りたいと思います。

ゲストの皆さん今後ともご意見をよろしくお願いします。本日はありがとうございました。
取材協力 ㈱インテック
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(社)日本青年会議所富山ブロック協議会 2004年度広報誌OASISより抜粋
# by fumitakashien2005 | 2005-07-30 07:00 | プロフィール

とやまはひとつ

県内9つの青年会議所が集う富山ブロック協議会の第33回会員大会に参加してきました。
今回は世界に羽ばたく「元気とやま」の創造について・・・というテーマで石井知事に講演をお願いし、その後、石井知事とDJパーソナリティーで有名な小川もこさん、本年度会長である積良君、コーディネーターにKNBの相本アナウンサーという組み合わせで、気づこう!創ろう!魅力あるとやまと題してパネルディスカッションを行ないました。石井知事にはその後の大懇親会までお付き合いいただき、メンバーも交流を深めることができました。各青年会議所は普段、自分たちの地域を少しでも良くしようと色んな切り口でがんばっています。それが富山県全体をも元気にすることに繋がりますが、それと同じく富山県全体をよくすることを考え運動しているのが富山ブロック協議会であります。今日は知事と共にそういった血気盛んなまちづくりに燃える若いメンバーと久しぶりに交流が持て、また勇気をもらった一日でした。 by Fumitaka
# by fumitakashien2005 | 2005-06-12 23:35 | 日記

生きるということ

昔MSNに掲載されたお話に次のようなものがあります。

 とある大学の哲学の講義。教授がおもむろに大きなガラスの花瓶を卓上に出してきました。そして、その中に無言でゴルフボールを入れて花瓶をいっぱいにして、教授は学生に尋ねました。
 「この花瓶はいっぱいか?」
 学生は、ゴルフボールでいっぱいになっている花瓶を見ながら、当然のようにうなずきました。すると教授は、今度は小石をコロコロと花瓶の中に入れ込みました。軽く花瓶を振ると、小石はゴルフボールの隙間に流れ込んでいきました。
 教授は言いました。「さて、この花瓶はいっぱいか?」
 学生は大きくうなずきました。すると教授は、砂袋を取り出してきて、全ての砂を花瓶の中に流し入れました。当然のように、砂はゴルフボールと小石の隙間をぎっしりと埋めていきました。教授が同じ質問をすると、学生は声をそろえて「花瓶はいっぱいです!」と答えました。
 最後に、教授はビールを2缶取り出して、全てを花瓶に注ぎ込みました。見る見るうちに砂に流れ込んでいったビールを見て、学生たちは一斉に笑いました。
 「さて・・・」教授は花瓶を見ながら話し始めました。
 「この花瓶はあなたたちの人生です。ゴルフボールは『人生の中でかなり重要なこと』を意味します。家族、子供、健康、友人、自分が情熱を注いでいること・・・・・。そういった人生の中で重要なことで、たとえもしもこのゴルフボール以外のものを全て失っても、それでも『自分の人生は十分に幸せだった』と思えるものです。小石は、次に重要なもの。仕事だったり、自分の家だったり。あとの砂は、それ以外の『くだらない日常のこと』です。」教授は続けました。「もしも、あなたが花瓶の中に砂を先に入れてしまったら、小石やゴルフボールを入れる余裕がなくなってしまう。つまり、人生においても、何が大事かという優先順位をつけずに、いつも『砂』ばかりを気にして、そのことにエネルギーを注ぎ続けていたら、大切なことに時間を使えなくなるということなのです。だから、皆さん、まず自分のゴルフボールを大事にしなさい。人生の幸福に必要なものは何かを忘れてはいけません。家族を大事にしなさい。自分の健康に気を使いなさい。いくら幸福に必要なものを優先しても、日々の様々な雑事(砂)はこなせるものです。優先順位を考えなさい。」
                 *)以上MSNより 一部改変したもの

 さて、この話は人生においてのプライオリティ(優先順位)について述べていますが、人生というものを考えるケーススタディとしては実は少し不足しています。
 というのは、例として挙げてある家族、子供、健康、友人、自分が情熱を注いでいること等は確かに大切であることに間違いないでしょうが、人生において最も重要なこととは言い切れません。何故ならこれらのどれか、あるいはいくつかを失っても幸せに生きている人は大勢いるからです。逆に、どれかを失ってこれから何のために生きていけばいいのか、一時的に生きる意味を見出せなくなってしまう例もよく聞きます。
 これらを考えるに、人生とは?そして人生において最も重要なこととは何でしょうか?
 実際、人はたとえ人生に大切なことを一つ二つ理解していたとしても、何のために人生があるか(=自分が何のために生きているか?=人生の目的)ということを理解していなくては 本当の意味で幸せには生きられません。何故なら人生において大切なことと、人生そのもの つまり生きるということは次元が違う問題だからです。
 人として生まれて来た以上、家族には必ず別離(老・死)があり、また子供はやがて自立して巣立っていきます。健康は大切ですが多少の犠牲を払っても自分が情熱を注いでいることを成し遂げたいと思うでしょうし、またそれが達成されても人生が終わる訳ではありません。従って、この例文は人が今の安易な生き方より、少し良く生きる上での手法を人生のプライオリティという考え方で教えてくれているケーススタディにすぎないのです。
 お気付きのように、人が生きる上で最も重要なこととは人生の目的であり、まずはそれを見つけることが大切です。自分にとって人生の目的は何なのか?また、今分からないとしたら、どうやって見つけるか?
 実はその方法をセミナーとして実践していた経験が私にはあります。ライフプランニングというJCのプログラムのコーチとして全国・世界を飛び回っていた時期がありました。その経験が今も活きています。
 さて、人生の目的はゆっくり考えてもらうとして、貴方にとっての人生のゴルフボールは?また砂は?何でしょうか?一度考えてみるのも面白そうですね。

尚、先に挙げた例文には以下の続きがあります。

 教授の話が終わった後、一人の学生が手をあげました。「先生、それでは最後のビールにはどんな意味があるのですか?」教授はニッコリ笑って、「よくぞ聞いてくれた。このビール2缶の意味は、たとえどんなに仕事で時間的にも精神的にもいっぱいになっていたとしても、それでもビールを飲む時間はつくれるものだよ、という意味です。」と答えました。
                                               by Fumitaka
# by fumitakashien2005 | 2005-06-02 02:27 | 雑感

真実はどこに・・・

日本国

考え方価値観の違いによって色々でしょうが、今日本ではそういう多様性も認められる社会になりました。どう感じるかはみなさんそれぞれですね。それでいいのではないでしょうか。お互いの違いを認め合いましょう。
                                               
                                              by Fumitaka
# by fumitakashien2005 | 2005-06-01 17:47 | 日記

青年会議所の運動

(社)日本青年会議所 - "JC New Generation"#日本全国739の地域に約43000人の『修練』『奉仕』『友情』という三信条のもと、率先して行動する仲間がいます。
半世紀以上も前から時代は変われど『明るい豊かな社会』の実現を目指す指導者たらんとする青年団体、それが青年会議所(JC)です。
# by fumitakashien2005 | 2005-06-01 14:53

合併協議会にていて

::::: 射水地区広域圏合併協議会 :::::

合併協議も新市誕生に向け、残る所わずかとなりました。委員の皆さん、また事務局のみなさんには途中まで席を同じくした仲間として、心より感謝いたします。
# by fumitakashien2005 | 2005-06-01 14:10