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6月8日~19日 6月定例会

 6月定例会が終了した。
 今回は11日に代表質問の2番目で登壇し 

  1.行政評価導入の取組について
  2.中期的「人材活性化プラン」について
  3.教育費について
  4.「セーフコミュニティ」認証について
  5.発達支援センターの設置について
  6.下水道事業特別会計について

の6点について 当局に提案するとともに 方針を質した。

 1.の行政評価導入については 何度も言っていることであるがあまりにも遅い。スピード感がない。私が18年3月に提案してから3年3カ月が過ぎたが、その間に 全国自治体の45.6%が導入済みとなった。完全に新市射水市は遅れた市になり下がったのだから 笑い話にもならない。 
 どうしてこんなに導入を躊躇するのか。ここまで来ると 評価されると困ることでもあるのか?と思われても仕方がない。
 いや たとえ困ったことがあっても まさにその事を改めていけばいいことで そのための行政評価であるはずなのだ。前にも言ったが 君子誤って改むるに憚ること勿れ(はばかることなかれ)だ。
 当局では やっと試行という形で取り組むそうだが 事業ごとの行政コストを明らかにし 外部評価も取り入れて行政評価をシステムとして定着させていかないと 職員の意識改革などできるはずもないし 市全体のレベルも上がっていかない。なにより 市民への説明責任が果たせない。何度も言うが それが結局は 市の閉塞感に直結しているのだ。

 2.の職員研修について その大切さも何度も指摘してきた。人員削減が合併効果の一つに挙げられているが、職員が余っていることをマイナスととらえず これをプラスと捉え 人員に余裕のある今の内に若い職員を研修に出し 能力を高めてもらうことが将来の射水市にとってとても大切なことであるはずだ。
 階層別研修のような その立ち場になれば自動的に(つまりは受動的に)受ける場当たり的な研修ではなく その職員の能力に応じた特別研修の機会を設け、専門性を高めることで より能力の高い職員が育ち、本当にやる気があり努力する人が報われる職場としていかなければ ならない。
 そのような段階に来て初めて 能力給の導入が検討できる。

 3.の教育費については 一般財源化された国庫負担金の教育費分が全国的に各自治体で削減されているという状況の中で 射水市の場合、教育費総額が年々削減されている中で、学校の耐震化などに予算が取られ、それに押される形で特に学校配当予算が削減されていることが それまで5市町村で微妙に違った教育システムで運営されてきた各学校が 一つのシステムで運営していくことの歪が現在 現場では起きている。
 この問題は あまり表ざたになっていなかったが 最近新聞報道などがあり その一部が明らかになった形になった(しかし、報道では根幹にある問題まで切り込んでなく 表面的な事象しか捉えていない) 極めて重要な問題である。
 私の質問に対しては 教育長が答えていたが はっきり言ってこれは教育委員会の問題ではない。予算措置の問題で、子どもたちの教育に総額としてどれだけお金をつぎ込むかという 政治判断を質しているのだ。

 私は その金額が少なすぎる と言っている。
 当局は 足りている と言っている。


 これはどちらが正しい、間違い というものではなく 政策の問題であるから 射水市としてどうするかということである。みなさんはどう考えられるだろうか。
by fumitakashien2005 | 2009-06-19 21:55 | 日記